Ｋａｌｌｉｏｐｅ Music box カリオペの世界 by harpmaster
カリオペ社について
KALLIOPE Leipzig,Germany 1895-1919
オルゴールの全盛期の1895年に生まれた Kalliope Musikwerke は、多くのオルゴールを製造しました。
小型の家庭用のオルゴールから、バーなどに置く業務用の大型オルゴールまで製造して、そのディスクの種類は１７種類、１８種類もあると言われています。
カリオペは多くのベルを付けた機種を大小いろいろなサイズで作っており、価格も合わせて人気がありました。
カリオペは、その澄んだ音色のベルがクリスマス曲を奏でるのに良いために、家庭用の小型オルゴールとして多くの人を楽しませました。
またシンフォニオン、ポリフォンと並んでカリオペ社は後にドイツの３大オルゴールメーカーとなります。
しかしながら、米国ではレジーナ社があり、シンフォニオン、ポリフォン、レジーナが３大オルゴールメーカーとされています。
オルゴールの全盛時代を飾ったカリオペ社は時代の流れとともに1912年ごろを最後にしてオルゴールの製造を減らし、レコードなどの製造への移行を行いました。
そして1920年にはMenzenhauer & Schmidtという大手楽器メーカーに買収されるのです。
K
A
L
L
I
O
P
E
Disk No.24 The Blue Danube Waltz