Kalliope Music box カリオペの世界 by harpmaster |
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Kalliope 50 | ||
SOLD OUT こんなコンパクトなオルゴールでも100年の風格ありです。 小さな箱の中から力強く美しい音色が魅力的な1台です。 「清しこの夜」をこのカリオペで聴いてみませんか?>清しこの夜(聖夜) 上記録音は、このオルゴールの演奏を録音したものです。 反響音は自然のもので一切のエフェクトをかけたり編集をしていません。 実際には、設置する環境により、これよりも悪くなったり良くなることがあるので、あくまで参考にしてください。 コンピュータや設定によっては音が鳴らないことがあります。 その場合には、設定を見直してください。 ファイルが開けない場合には http://11vs.com/k/regina/bb.mp3 を直接指定して下さい。 また、低音の出るヘッドホンなどで再生しないと低音が欠けて聞こえます。 ★概要★ 100年以上経ったアンティークのディスクオルゴールです。 小型ながらも、素晴らしい演奏をしてくれるアンティークオルゴールです。 とにかく本物を欲しい人はご検討ください。 ★コンディション★ 当方が購入した時より、ほとんど全く手を入れていない未調整品ですが、 櫛歯に折れや欠損はありません。 いづれにしても、写真と音を聴いてみてください。 メカ良好、あまり使用していなかったと思われます。
ウエイトも比較的良い状態です。 一部酸化していたようですが、酸化止めしてあります。 チョーニングも狂っていません。 ボックスの表面のキズは多く見られます。 カリオペのボックスは状態が悪いものが多いので、これが特にひどいわけではありません。 ヒビなどは修理してあり、一部塗料で修復した?跡が見られます。 再塗装をしなおすと綺麗になるのですが、そのままです。 100年という歳月についた細かいスリキズがあります。 グラフィックはやけに綺麗ですが、オリジナルのまま残っています。 ダンパーも揃っています。 コームの表面にはラッカーが塗ってあり、2箇所ほどはがれたキズのような場所があります。歯には影響がない場所ですが、光の加減で光って色が違うように見えます。↓ このオルゴールで唯一変更したのはボックスと蓋を止める金具です。 オリジナルは左にあるのですが、左の金具が取り付いていた木部が壊れているので、 そこにまた取り付けると悪化するおそれがあるために右に置き換えました。
ハンドルは錆びていたために磨きなおしました。 底板の中央クラックは止まっています。(100年以上経過しているので8割がた割れています。) 製造番号??? 中央にクラック跡があり、止まっています。さらに目止めをしました。 ボックスの中は綺麗でした。
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K
A L L I O P E |
どちらも100年経ったと思えないぐらい綺麗なコンディションです。
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基本的に以下のポリシーで出しています。 1:コームを修復したものは取り扱いません。 2:曲が演奏できないものは取り扱いません。 3:チューニングが狂ったものは取り扱いません。 4:違ったパーツを組み合わせたオルゴールを扱いません。 5:できる限りムダに整備をしません。(アンティークなので、できるだけそのままが美しいという考えで) 6:ウソは書かない。できるだけ丁寧に説明をします。 7:問題が起こるであろう点は、予め全て整備をしてから出します。 8:上記に該当しないものはジャンクとして取り扱います。 これ以外のオルゴールが欲しい場合には、在庫がないか確認してください。
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せっかくなので雑談です。
オルゴールって演奏できてはじめてオルゴールの話 ネットでオルゴールを買うって本当に難しいですよね。 何十万もする買い物なのにノークレーム、ノーリターンだなんて、しかも写真も3枚で多くても10枚、これは大きな賭けです。 と言っても、私も何度か落札して、そのギャップに毎回泣いていました。 それは海外からの購入も例外無く同じです。
EXCELLENTとかMINTとか書いてあっても、届くと動かなかったり。チューニングが合っていなかったり見えないところが多い。 10台のうち7台はまともに動かないで、2台は調整をすれば何とかなる。そして最後の1台はわりと良いけれど何か気に入らない点が ある。といった感じです。 その中でも問題なものは部品が足りないなどして、どんなにしても動かすことが不可能なものが1台は紛れ込んでいます。 ということで、最近は音を聴けないオルゴールには手を出さないようにしているのです。(少し懲りました) こうすることに格段に失敗率?が減りました。 だから、私が販売する時にも、逆に必ず音を聴いてもらうことにしました。
もちろん、かなりの金額を出してしっかりとした業者から買えばこんなことにならないのですが、結局1円でも安く買いたいのは皆同じでしょう。
良いオルゴールは楽な話 100年前の音楽を始めて聴くときのワクワク感はアンティークオルゴールの魅力ですね。 音楽は、やはり楽しく聴きたいものです。 オルゴールを入手する時にどう言う基準で買うか決めていますか? 私はいつも悩みます。 オルゴールは1台1台コンディションが違います。良い1台に出会えることがまずは重要なのです。 そして、アンティークであることを忘れてはいけません。そのオルゴールの維持をできるだけ簡単にしなくてはいけません。 良く「2週間に1回は演奏しなくてはいけない。」とか「定期的に油を差さないといけない」とか言われますが、良い状態で 保てれば、そんなことは考えなくても良いのです。 良い状態であれば、極端な話し「何もしなくても、何年も演奏できる」これが理想です。 ダメなオルゴールは、どんなに手を入れても手間はかかる割には良いオルゴールのようにはいきません。 同じところが何回も壊れたり、一度気になりだしたら止まらなくなり嫌いなオルゴールになってしまうのです。 だから最初が肝心だと思うのです。
新しいディスクが欲しくなる話 次に、ディスクオルゴールの場合にはディスクの入手の問題です。 これが確保できないといつも同じ曲を聴いていなくてはなりません。 普通は、海外オークションや業者、コレクターからの購入しかありません。 しかしながら、なかなか状態を確認しながら購入は大変なので、私は1年に2・3回の定期的に購入の手配をしています。 こうすることにより送料を比較的安く済ませてコストを落とすことができます。
レアなオルゴールの場合には、そのディスクを探すのは本当に大変な作業になります。 なにしろebayで10年チェックしていて1回しか見つけられないディスクもあるぐらいです。 だから、よほどのマニアで無い限りはディスクを入手しやすいオルゴールを買うべきです。
アンティークには説明書が付いてこない話 (維持の方法や使い方の話) 基本的に操作は簡単なのです。 100年前のものだけれど、スイッチをONにするなど簡単な操作だけです。 でも、ちょっとしたコツを知れば、それがオルゴールの寿命を延ばすことにつながる場合もあるのです。 また、どう設置したら良いか、メンテナンスはどうしたら良いかがひとことでもアドバイスできれば大きく違います。 さらにその機種だけにしかないチェックポイントや、欠陥なども知っていれば、故障を避けられます。 だから、簡単な10ページほどのマニュアルをつけることにしました。
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