Kalliope Music box カリオペの世界 by harpmaster

櫛歯 (カリオペの音階)

 

歯の番号 音階スケール
1G
2G
3C
3C
3D
3E
3F
3G
3G
10 3A
11 3B
12 4C
13 4C
14 4D
15 4E
16 4E
17

4F

18 4F#
19 4G
20 4G
21 4A
22 4B
23 5C
24 5C
25 5D
26 5E
27 5E
28 5F
29 5F#
30 5G
31 5G
32 5A
33 5A
34 5A#
35 5B
36 5B
37 6C
38 6C
39 6C
40 6C#
41 6D
42 6D
43 6D#
44 6E
45 6E
46 6F
47 6F
48 6F#
49 6G
50 6G
51 6G
52 6G#
53 6A
54 6A
55 6B
56 6B
57 7C
58 7C
59 7D
60 7E

上が低音です。 C=ド D=レ E=ミ F=ファ G=ソ A=ラ B=シ

オルゴールの音は金属をはじく事によって作られる音だと言うことはご存知だと思います。

このはじく部分が髪をとかす櫛(くし)に似ていることから櫛歯(コーム =comb)と呼ばれます。

そして、その1本1本の音を作る部分を歯(teeth)と呼びます。

その歯の説明をすると長くなるのですが、ここではせっかくなので音階について触れて見ましょう。

左の写真を見てください。カリオペの60型の櫛歯は写真の通り歯が62本あります。

そのうち高音の端の1本と中央の1本は折って(切って)あり使用しないために60本の歯が演奏することになります。

それでは、残りの60の歯が60の音程を持つのかと言うと、そうではありません。

左に音階を表にしましたが、かなり同じ音が重なっている部分があります。

 

 

以下、ちょっとだけ音楽的な話になりますが・・・

もしあなたが音楽を学んだり編曲をしたことがあるのであれば、この音階に驚くことでしょう。

実際にクロマチックな(半音がある)スケールになっているのは6オクターブ目だけです。

あとは5オクターブ目に2音と4オクターブ目に1音です。

これは編曲をする人にとっては、かなりやりにくいのです。

そして、CCCなどが並ぶのであれば、あなただったら、その1つを半音にまわしたくなるのではないでしょうか?

しかしながら、これはオルゴール業界では当たり前のことなのです。もっと制約が多いものも少なくありません。

CCCなどと同じ音が続くのは、早い演奏、もしくはトレモロの演奏を行うためにあります。

オルゴールは、実は早い演奏にとても弱いのです。従ってこのような配列になるのはしょうがないことなのです。

上記の通り60本の歯があっても40音階しかない状況で、このような演奏が作られているわけです。

従って、曲によっては変調を行ったり、無い音をカバーするために様々な工夫をするのです。

 

K

A

L

L

I

O

P

E

Disk No.4 Tales of the Vienua wood.

 

Kalliope カリオペの世界

 

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