Kalliope Music box カリオペの世界 by harpmaster

 K A L L I O P E  カリオペとは

初期型のセンターポスト

後ろのローラー(ガイド)

手前のローラー(ガイド)

 

このホームページで紹介してきたように、カリオペ60型には、いくつかの種類があります。

ここでちょっとした情報(裏ワザ)を紹介しておきます。

初期型の本体を入手すると、ディスクがなかなか手に入りません。

60型では同じ大きさのディスクなのに2種類のディスクがあるのです。

このように互換性がありそうでなさそうなディスクはクリテリオンやオリンピアでも見られます。

しかし、そこでがっかりしないで下さい。

なぜならば普及型のディスクでも曲がるなどの問題がないディスクであれば、そのまま使うことが出来るのです。

この場合に重要なのは、「ディスクの状態が良いこと」です。

センターホールの左右についた2つの穴でしっかりと位置が固定されて、そのまま綺麗な演奏ができます。

では、その逆に普及型で初期型のディスクは使えないかと考えます。

残念ながら、そのままでは使えません。

ディスクの中央のセンターホールをムリヤリ大きくすれば別ですが、できれば加工をしないで取っておいて、初期型の本体を探すようにしましょう。

 

100年も経つとディスクの状態が悪いものもあります。

多少曲がってしまっているものでは、曲の途中で止まったりします。

そのような場合には、ディスクの裏の突起(プロジェクション)を見てください。それが、曲がっていたら、ペンチなどで修正します。

それを修正した後でも、引っかかって止まる場合やディスクがボコボコという場合には、ボックスの内側についている、ディスクを反らせるためについているローラーが前後に2つあります。

普段は、その前後のローラーの上にディスクを載せるのですが、このような場合には後ろのローラーには載せないようにして演奏させます。

それでも演奏がうまく行かない場合には、今度は前のローラーには載せないで演奏させます。

すると、ディスクの跳ね返り音などがしなくなる場合があります。

 

K

A

L

L

I

O

P

E

Disk No.35 Silent night,Holy night=Quiet night,Holy night

 

Kalliope カリオペの世界